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尾高&札響のエルガー特集

今月の札響定期は尾高さんお得意のエルガーの特集だった。


●札幌交響楽団第523回定期演奏会

2009年11月14日(土) 15:00 (札幌コンサートホールKitara)
エルガー:                            
序曲「フロワッサール」 op.19
チェロ協奏曲 ホ短調 op.85
エニグマ変奏曲 op.36

アンコール
「子どもの魔法の杖」組曲第2番から「野生の熊」

指揮:尾高忠明
独奏:ガイ・ジョンストン(Vc)
札幌交響楽団

今回は、なんといってもガイ・ジョンストンのチェロに魅了された。
ガイ・ジョンストンは1981年生まれ、若干28歳の気鋭。最近のチェリストは太い音でダイナミックにグイグイ弾くタイプが多いように思うが、優男ジョンストンのチェロは音色、表現共に非常にデリケート。音量を抑えた細身の音に物足らなく感じる向きもあろうが、ニュアンス豊かな表情には若手演奏家ばなれしたものがあった。オケも丁寧にソリストを引き立て、控えめな表現ながら実に情趣豊かだった。この種の憂愁は英国音楽ならではだろう。次はディーリアスを聴いてみたいものだ。

エニグマ変奏曲は有名な作品だが私には馴染みがなかった。しかし、随所にユーモアがありオケの名技性が楽しめた。このような曲は表面的には映画音楽風に親しみ易い印象なので、録音だと甘く見てしまうかもしれないが、こうしてライブで聴くと細部に至るまで気が利いていて聴き応えがある。尾高さんの活き活きとした呼吸はさすがで、オケの機敏な反応が痛快。ヴィオラ、チェロ、クラリネットのソロがそれぞれ良いところを聴かせた。5月定期の「ドンキホーテ」でも思ったが、ヴィオラの廣狩亮、チェロの石川祐支は本当に巧い。

今回のプログラムは東京公演もある。
近頃の札響の好調は折りに触れ書いているが、東京にお住いの方には地元贔屓の弁でないことを是非お確かめいただきたい。きっと納得いただけるだろう。


●札幌交響楽団 2009東京公演(ホクレン・クラシック・スペシャル)
2009年11月17日(火)19:00開演
会場:東京オペラシティ コンサートホール

エルガー:                            
序曲「フロワッサール」 op.19
チェロ協奏曲 ホ短調 op.85
エニグマ変奏曲 op.36

指揮:尾高忠明
独奏:ガイ・ジョンストン(Vc)
札幌交響楽団

[料金]
S:\6,000 A:\5,000 B:\4,000 C:\3,000

[お問い合わせ]
カジモト・イープラス 0570-06-9960

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