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作曲家パヴェル・ハースについて

当会関連情報のコーナーでもお知らせしたパヴェル・ハース弦楽四重奏団の来日公演が迫ってきた。この団体は、カルテット大国チェコにおけるホープとして近年特に注目を集めている。

公演は名古屋、東京、武蔵野で行われる。東京公演は当初予定からプログラムが変更され、名古屋公演と同様に日本初演となるパヴェル・ハースの弦楽四重奏曲第3番が取り上げられることになった。

この団体に名前が冠されたパヴェル・ハース(1899~1944)は、ブルノ生まれ。ヤナーチェクに師事した才能豊かな作曲家だったが、ユダヤ人だったためナチスの占領下でプラハ近郊のテレジーン収容所に送られた。

テレジーン収容所では、ナチスの対外的なプロパガンダのため文化活動が奨励され、多くのユダヤ人芸術家(指揮者のカレル・アンチェル等)が集められて、戦時としては例のない芸術が開花した。しかし、結局、彼もここに収容された多くのユダヤ人と同様、アウシュビッツに移送されガス室で命を落とした。

ヤナーチェクの特異な作風を受け継ぎ発展させる作曲家は遂に現れなかったが、その可能性があったとすれば、このハースだったのではないかと思う。


ハースとアンチェル
※写真はテレジーン収容所内で「弦楽のエチュード」終演後に挨拶するハース(左側)。指揮はアンチェル(右側指揮台上)。


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