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謹賀新年

新年おめでとうございます。

ヤナーチェク没後80周年の昨年は、様々なイベントが開催され、例年になくヤナーチェクに関する話題が大きく扱われていたように思えます。9月のサイトウキネン音楽祭では小澤征爾が『利口な女狐の物語』を指揮して成功を収め、その模様はNHKや長野朝日放送で詳しく紹介されました。11月には日生劇場の開場45周年記念公演において『マクロプロスの秘事』が3日間にわたり上演されて好評を博し、最終日には天皇皇后両陛下が御覧になられたとのことです。

また、ヤナーチェクの孫弟子にあたるマエストロ、ラドミル・エリシュカが再来日し、国内オケから瑞々しいチェコ節を引き出し絶賛を浴びました。私も札幌響と大阪フィルの公演を聴き、改めて伝統の重みを感じるとともに、埋もれていた伝統が日本で(加えて言うなら札幌のような地方から)蘇ったことに感慨を深くしました。

世界的な金融危機の中、クラシック音楽界を巡る状況は厳しさを増しており、チェコの音楽状況も大変厳しいと聞きます。日本人は、英国人と並び世界で最もチェコ音楽を愛好していますが、いまや愛好することは継承することでもあります。グスタフ・マーラーは「伝統とは、灰を拝むことではなく、火を絶やさぬようにすることだ」と語ったそうですが、当会も対訳解説書の出版等の活動を通じて”ロングテール”の末端を担い、「火を絶やさぬ」努力を続けていきたいと考えています。

昨年は当会設立10周年の節目の年でした。細々ながら活動を積み重ねてきたせいか、最近では思いがけない方面からお問い合わせを頂くことも増え、当会が世間から認知されてきたことを感じます。昨年9月には懸案だった声楽曲対訳全集の改訂・刊行を何とか果たせましたが、今年こそは滞っていた難物、『ブロウチェク氏の旅行』の対訳解説書を、12月の東京交響楽団による国内初演にあわせ刊行するつもりですので、昨年同様、当会および当サイトをよろしくお願いいたします。
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日本ヤナーチェク友の会公式サイト管理人Pilsnerのブログ
チェコ音楽を中心にした音楽雑記帳です。
The blog by the chief manager of Janáček Association Japan
http://twitter.com/#!/janacekjapan

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