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チェコのシレジア劇場の危機

昨年10月にヤナーチェク劇場の危機をお伝えしましたが、またチェコから残念なニュースです。

チェコ北東部にあるシレジアの中心都市オパヴァ。この街で206年もの歴史をもつオペラ劇場、シレジア劇場(Slezské divadlo Opava)が財政逼迫による運営資金の削減から存続の危機に瀕しています。チェコ国内ではシレジア劇場存続に向け署名運動が行われております。

この運動に賛同いただける方は、支援のための署名にご協力願います。
期限は今月26日までです。

署名の趣旨については、カーニバルカンパニーしおみえりこさんのブログをご覧下さい。

チェコのシレジア劇場存続署名のお願い!
シレジア劇場〜署名用紙
シレジア劇場

以下に、その一部を転載します。
また、期限が迫っているため、電子署名も設けられました。日本からの署名はこちらの方が便利でしょう。

*******
カーニバルカンパニーのしおみさんのブログより】

日本の皆様へ

昨年3月の衝撃から1年が過ぎようとしています。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
本日はチェコ・オパヴァ市から、お願いがあってメールを流しております。

残念なことですが,ヨーロッパで初めて日本語でオペラ『夕鶴』を取り上げ、チェコ共和国の初演を果たし、また日本では、夕鶴を通じての国際音楽交流を、そして、日本でのスメタナ作曲オペラ『ダリボル』の初演を、チェコ文化庁の助成の下、見事に成功させた、オパヴァ シレジア劇場が、経営の失敗のため存続の危機に立たされています。今出来ることは署名活動です。もしシレジア劇場を応援してくださる方々の署名が多数集まれば、市役所としても前向きの対応を考えてくれることと思います。小都市のオペラ劇場とはいえ206年現役で続いている、輝かしい歴史のある劇場を朽ちさせてしまうのは忍びません。皆さんのお心がこの素敵な劇場を守ってくれるものと信じて、署名協力のお願いをしております。
よろしくご協力いただけますようお願いいたします。

添付した請願書は、シレジア劇場オペラ部のオーケストラ、合唱、ソリストからなる労働組合が決定した、劇場存続を願う署名運動の内容です。1月20日に劇場幹部は2012年度予算削減を理由に、人員縮小を突然発表しました。事前の説明が無かったこと、市への予算請求金額が決定金額と同額であった証拠があがったことを受けて、1月31日に、組合は劇場長と経理担当者への不信任声明を市長に提出しました。町の予算自体は潤っており、削減になったのは劇場のみで、他の機関は、請求金額よりは低かったものの昨年度よりは増額されています。文化を担う劇場が、経済事情の的になったと言えるでしょう。

オペラ部からのみ17席の解雇が出るという事態、合唱は25名から19名―6名解雇、オーケストラは40,5の席から4席、人数にすると6名解雇、ソリストは12名だった専属ソリストから5名解雇、指揮者の席も1席に縮小され1人解雇、つまりアーチスト関係がほとんどで、営業部からは一人だけ解雇者が出ています。演劇部からは何もなかったのも、不思議なことでした。新聞もかなり騒ぎました。

予算削減といっても、他劇場と比べてそれほどの削減を受けたわけではなく、月給の例えば何パーセントかを減らす形で対応している劇場が多い中(例えばリベレッツ)、人員整理に出たのは、歌劇場の存続を危うくする―と、残ったオペラ部の組合は危機感を強めています。実際に、市議会の中では、独自の劇場を捨て、建物だけを活用する形を望んでいる議員も少数いるということで、多くの声を集めることで、誇りある歌劇場を守ろうと立ち上がりました。

この請願書は2月27日の市議会に提出しなければ、すべては決定になり、跡に戻ることが出来ないため、組合幹部は急いでいます。そのためオパヴァ市民だけでなく、プラハの音楽評論家を初めとする様々な人たちからも集めることにしました。また、シレジア劇場を知っている日本国内の日本人、在チェコ邦人の方々にも、賛同を頂きたいと日本語訳を作成しました。

中心になっている組合幹部は、夕鶴のつう役を歌ったクラモリショヴァーさんです。シレジア劇場の夕鶴を見た方、覚えていらっしゃいますでしょうか?

なお、議会ではODSの議員全員がこの運動を支援すると表明しています。ただ、50%に満たないので、与党の議員の票を獲得するため可能な限り多くの方々の賛同を必要としています。

チェコ語および英訳の請願書を添付いたしました。ご参考までに日本語訳もつけました。御覧になって、署名協力をしていただける方は、お知り合いの方にも声をかけて署名欄を埋めていただけないでしょうか。署名用紙は、英訳でもチェコ語でもどちらでも結構ですが、日本人の方には英訳に記入していただく方がいいかと思います。(日本語の署名用紙は使用せず、英訳のものをお使い下さい。)

次のアドレスは請願書の根拠となっている法律です。これを、請願書を送る方に送信しなくてはいけないとのことですので、お送りします。ビロード革命のすぐあと1990年に施行されたもので、ハベル大統領の名前が見受けられます。
http://www.zakonyprolidi.cz/cs/1990-85
署名
*********

【電子署名について】

http://www.opernisborsd.estranky.cz/
を開くと、

Petice za navyseni
rozpoctu Slezskeho
divadla v Opave

という赤い字がでてきます。
それをクリックすると
http://www.petice24.com/poadujeme_navyeni_rozpotu_slezskeho_divadla_v_opav_pro_rok_2012
のページに行きます。

これは日本語訳請願書のチェコ語原文です。
そのページの下に、書名欄があり、書き込みができます。

Krestni jmeno →名前(Masako)
Prijmeni →姓(Nakajima)
Mesto  →町(Prahaとか、Tokyoとか、Tsukubaなど)
Stat    →国(これは選べます。Japonskoが日本です。)
Emailova adresa→メールアドレス(harmonienakajima@yahoo.co.jp)

以上5箇所は必須の書き込みで、このあとその下にある
Podepsat tuto petici
をクリックすれば完了です。
(Zobrazit Vas podpis verejne? は、この署名を公開していいですか?という意味で、Ano「はい」 Ne「いいえ」 を選べますが、署名は公開にしていただいた方がいいので、そのままにしてください。)

26日(日)まで有効です。

Komentar 欄にはコメントを書き込めます。チェコ語の出来る方、また英語でしたら大丈夫です。

署名送信をすると、自動メールが(チェコ語)確認のため送られてきますが、確認のためですのでそのままにしておいて大丈夫です。

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