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1Q84 BOOK3

話題のベストセラー小説1Q84の第三巻は、主人公の天吾と、ヒロイン青豆に加え、青豆を追跡する牛河の章からなる。今回、物語は緩慢な進行で、オペラのようにロマンチックな流れ。この調子なら完結にはB00K6位までかかりそうだ。あまりに冗漫という評もあるようだが、村上春樹作品の味わいは、場面ごとの会話や表現にあると思うので、長いのは私にはそれほど苦ではなく、面白く読めた。大体、この人の小説は、部分は印象に残っていても大筋は何故か忘れてしまう。

今回もヤナーチェクのシンフォニエッタは登場するが、この曲も含め音楽に1、2巻ほどの重要な役割はない。物語の雰囲気からするとシェーンベルクの「浄められた夜」のほうがぴったりだろう。潜伏中の青豆がシンフォニエッタを聴きながらストレッチをする場面があるが、どうも筋を痛めそうだ。3巻目は「1Q84 BOOK3 10-12月」とあるが、4巻目が出るなら「1Q85 BOOK4 1-3月」となるのだろうか。ちょっと気になる。冷徹な用心棒、タマルが「世界はナチズムと原爆と現代音楽を通過しつつも、なんとか生き延びてきた。」(P534)と語るセリフにニヤリとした。
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