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"マッチ棒男"クルターグの新譜

先日、ここで触れたクルターグ・ジェルジ(1926-)の傑作「カフカ断章」(ECM)が国内盤として今月発売されました。やはり歌モノは日本語対訳あったほうが有難い。地味な現代作品にもかかわらずレコード会社は良くぞ出してくれました。

●クルターグ:カフカ断章
 ユリアーネ・バンゼ(Sp)
 アンドラーシュ・ケラー(Vn)
(ECM 国内盤)

それから、クルターグの人と作品を紹介するドキュメンタリーが、ハンガリーの現代作曲家ペーテル・エトヴェシュのドキュメンタリーと共に、来月末、DVDでリリースされます。これは先月末に発売予定だったのが延期となり、改めて日本語字幕・解説付で発売されることになったようです。現代作曲家が映像で紹介される機会などそうないから本当に有難い。

●KURTAG: The Matchstick Man/ EOTVOS: The Seventh Door
ユディット・ケーレ監督
(Juxtapositions 輸入盤)
※ブックレットの翻訳(仏、独、西、ハンガリー、日本語)PDFファイル付き
137分(本編:113分/エクストラ・フィーチャー:24分)、英・仏・独・西・マジャール・日本語字幕付き、片面二層ディスク

HMVやタワーレコードの紹介ページによると、これにはアバド/BPOとの演奏・リハーサル風景やマスタークラスの様子、コチシュやリゲティ等のインタビューが収録されているようです。また、代表的な作品(子供の遊戯/ステーレ(墓碑)/弦楽四重奏曲第2番「セルヴァンスキー追悼の短いオフィチウム」~第1~4楽章/サイン/「ヤーテーコク(遊戯)」~ドメニコ・スカルラッティへの賛辞)を通して彼の芸術を解明していく24分のドキュメンタリーも付いています。

何しろクルターグの作品は短いから、1時間程度でも結構いろいろな曲が丸ごと収まり、彼独特の世界が堪能できることでしょう。今からとても楽しみです。

※それにしてもHMVのページにある、このフィルムの題名”The Matchstick Man”の邦訳が「マッチ棒男」とはあまりな直訳ですね。マッチ棒のようにポキンと折れそうな程に繊細な男ということなのだそうだが。そういえば同様の題名でリドリー・スコット監督、ニコラス・ケイジ主演の映画がありました(これは"Matchstick Men"だが)。関係ないけれど、これも魅力的な作品でした。
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