fc2ブログ

2021年に視聴したCD・DVDなど16選

2021年に視聴したCD・DVDなど挙げてみた。
2020年以降に発売したものに限っている。

以下、順不同。
エリシュカ&札響のラストコンサートのBDはまだ手が付いていないので入れていない。


1.マルティヌー: 管弦楽曲集
   トマーシュ・ネトピル 、 プラハ放送交響楽団
2.バルトーク・リサイタル
   ゲオルク・ヴァシャヘーリ
3.メランコリー・グレース
   ジャン・ロンドー
4.『優 Yuu』 ~無伴奏ヴィオール作品集~
   上村かおり (Classical)
5.チェコ・ヴィオラ協奏曲集
   イトカ・ホスプロヴァー 、 ヤン・クチェラ 、 トマーシュ・ブラウネル 、 プラハ放送交響楽団
6.J.S.バッハ:パルティータ 全6曲
   野平一郎
7.ジョスカン・デ・プレと追悼歌
    レベッカ・ステュワート 、 カントゥス・モダリス 、 セコンダ・プラティカ
8.シューベルト: 交響曲全集(8曲)~1988年スティリアーテ音楽祭ライヴ録音
   ニコラウス・アーノンクール 、 ヨーロッパ室内管弦楽団
9.ミスリヴェチェク: オーボエ五重奏曲&弦楽四重奏曲集
   ドレジャル弦楽四重奏団 、 ミカエラ・フラバンコヴァ
10.海ゆかば 信時潔歌曲集
   小川明子、 山田啓明
11.クルターグ: ペーテル・ボルネミッサの言葉 Op.7 (クルターグ自身による朗読付き)
   トニー・アーノルド 、 ガーボル・チャローグ
12.ヤナーチェク: 消えた男の日記 他
   パーヴォル・ブレスリク 、 ロベルト・ペハネツ
13.アントニーン・ドヴォルザークの愛の数々
   ラドミル・エリシュカ、カルロヴィヴァリ響他
14.ハンス・ヴィンターベルク歌曲全集
   イレナ・トロウポヴァー、ヤン・ドゥセック
15.ラモー: 歌劇《プラテー》
   ウィリアム・クリスティ 、 レザール・フロリサン 、 マルセル・ベークマン 、
    ジャニーヌ・ドゥ・ビク
16.ベルリオーズ: 歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》
   ジョン・エリオット・ガーディナー 、
    オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック

無題113


スポンサーサイト



2018年のディスク14選


2019年最初のブログ記事です。
日本ヤナーチェク友の会は現在活動を休止中ですが、なくなってはいません。
今後も細々ながらチェコ音楽ファンとして盛り上げていきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このブログには新年に昨年聴いたCD選を投稿する位になってしまいました。演奏会やCD等のちょっとした感想はFaceBookの方に記すことが多くなったからです。もとより人様から注目される見識あるわけでもなく個人が備忘録として自由に綴っているものなのでよいのですが、やはり少し長い文章はここに書いていきたいと思っています。まあ、今は以前ほど色々調べて長文を書こうという気力もなくなってきてはいるのですが。

今年は新録音10枚とともに旧録音を4枚選びました。どれも愛着が深いものです。

1.ザ・フェアウェルコンサート・イン・札幌
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」他
ラドミル・エリシュカ 、 札幌交響楽団

2.ドビュッシー:歴史的初期録音集

3.Chimere-夢想のおもむくところ
サンドリーヌ・ピオー

4.マルティヌー:歌劇「何によって人は生きるか」&交響曲 第1番
イルジー・ビエロフラーヴェク 、 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 、
イヴァン・クスニエル 、 ヤン・マルチニーク

5.マルティヌー:ギルガメッシュ叙事詩
マンフレッド・ホーネック 、 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

6.ヤン・ノヴァーク:合唱曲集
ルカーシュ・ヴァシレク、マルティヌー・ヴォイセズ

7.D.スカルラッティ: ソナタ集
ジャン・ロンドー

8.錬金術師クープラン~F.クープラン: 作品集 Vol.1
ベルトラン・キュイエ

9.デュファイ・スペクタクル
ゴシック・ヴォイセズ

10.『マックス・ロスタル名演集』(10枚組)

【番外】
a.バッハ: 無伴奏ソナタ&パルティータ全曲
イザベル・ファウスト

b.マルティヌー: 交響曲全集
イルジー・ビエロフラーヴェク 、 BBC交響楽団

c.ブルックナー:交響曲第九番
ショルティ、シカゴ交響楽団

d.伝ライハルト・カイザー:マルコ受難曲
ジョエル・スービエット 、 ジャック・モデルヌ・アンサンブル 、 リ・インコーニティ


近頃思うのはCDの買い方、聴き方が随分変わったということです。以前はCD屋でブラウズして店頭品を買い漁るのが常だったのですが、今はそのようなことがほとんどなくなりました。大体、同じ業者でも通販価格より店頭価格が高いのですから、なかなか積極的に手を出さなくなりました。中古盤にしても同様で、こう安く箱物が入手できると無理をして店頭を漁るということがなくなりました。

CDが増殖して収納場所に困るという問題は、昨年、実家から食器棚を持ってきてCD棚としたため一応は解決したのですが、整理整頓が苦手なせいか、聴きたい録音があっても家の中で探し回るということが多くて嫌になります。

そんな中、ネット配信により音楽を聴くことが多くなりました。私はamazonミュージックライブラリを利用しているのですが、マイナーな録音や新録音でも聴けるものが多く、ちょっと聴いておきたいというのはこれで済ますことができるようになりました。また資料的に揃えて置きたいと思って買うCDも少なくなりました。

ネット配信はなにより検索で聴きたい録音をすぐ探せるのが有難く、これに慣れてしまうとCDを探して箱から取り出しプレーヤーにセットするということすら随分手間のように思えてしまいます。

その一方でCDとして手元にモノがあるというのは改めて有難いとも思います。昨年もネット配信で何度か聴き、結局CDを注文して聴いてみると、改めて配信とCDの情報量の差に驚くというようなことがよくありました。(ビエロフラーヴェク指揮BBC響によるマルティヌー交響曲全集や、ジャン・ロンドーのスカルラッティ等)。また、ネット配信ではライナーノートなど付帯する日本語情報がないことに弱ってもいます。

昨年は私にとってはマルティヌーの年で、スプラフォンから注目すべき新録音が幾つか出ました(ここには挙げなかったがネトピルの『花束』も!)。そろそろ日本でもマルティヌーの演奏機会が増えないかと思う此の頃ですが、国内盤はほぼ廃盤という状況です。マルティヌー研究に生涯を捧げた関根日出男先生が亡くなって2年が経ち、先生の著作も世に出さなければとも切に思います。

ここに挙げた録音の中でも私のとり格別な一枚は、やはりエリシュカ&札響によるザ・フェアウェルコンサート・イン・札幌です。このライヴは二日とも聴きましたが、思い入れが深すぎてCDが届いてもなかなか聴けませんでした。指揮者の想い、楽員の想い、聴衆の想いが重なった特別な空気の中、一音一音が冴え冴えと浮き立つような響きに、これまで何度も彼らの演奏を聴いてきたが、こんなことがあるのかというような特別な体験となっています。いざ聴いてみると、あの時の響きがしっかり記録されており感無量でした。各々の想いが支流のように合わさり大河のように滔々流れるスケールの大きなシェラザード。フルトヴェングラーが復帰したバイロイト第九やバーンスタインがベルリンフィルを振ったマーラーの九番のように、これもまた特別な機会の特別な名演の録音だと思います。それはエリシュカが大阪フィルを振ったドヴォジャークの『スターバト・マーテル』にも言えるのですが。この録音は2018年度のレコードアカデミー賞にもノミネートされました。エリシュカ&札響の録音は当初、無名な指揮者、地方オケ、マイナーレーベルによるCDなのでレコ芸の扱いはやや冷淡でもあったのですが、音楽ジャーナリズムもこの10年間でメジャー志向から随分変わってきているように思います。

2018CD

2017年のディスク12選

新年おめでとうございます。
今年も当会をよろしくお願いいたします。

昨年もマイペースに音盤を漁りました。あまりCD屋に足を運ばなくなったせいか話題盤(クルレンティスの悲愴、ツィメルマンのシューベルト等)は未聴ですが、けしてそれらに無関心なわけではありません。全ては日々徒然なるままのポチットによる収穫です。昨年は中途半端な安物買いを控えたので、振り返ると総じて長く座右における歩留まりがよい買い物だったように思えます。(以下、順不同)

1.J.S.Bach: Cantatas - The Complete Box-Set(56CD)
ジョン・エリオット・ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団

ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団によるバッハ没後250年企画「バッハ:カンタータ巡礼」でリリースされていた録音をまとめたボックスセット。思い切って購入しましたが、これがなにより良かった。一家に一箱、一生モノとはこのことです。

バッハのカンタータの多彩さが強靭な芯がある響きで際立ち、聴いていて飽くことがありません。流石、ガーディナーの手兵は「ソロイスツ」と銘打つだけはある名手の集団で、どれを聴いても合唱団が立派。指揮官の意が隅々まで行き渡っているよう。ソリストの歌手は皆素晴らしく、コジェナー・ファンのアイテムでもある。美しい録音。あと再録音となるマタイ受難曲も良かった。


2.H. Schutz: Die Gesamteinspielung Box.1 (11CD+DVD)
ハンス=クリストフ・ラーデマン、ドレスデン室内合唱団

NHKFM「古楽の楽しみ」、礒山雅先生の週はいつもポチットしてしまうのだが、これもその関連。シュッツの清々しい宗教曲を清々しい演奏で聴く幸せ。ドレスデンの教会の空気を感じる残響豊かな録音が美しい。これも一生モノ。


3.Gyorgy Kurtag: Collected Works for Ensemble and Choir(3CD)
ラインベルト・デ・レーウ、Askoシェーンベルク・アンサンブル 、オランダ放送合唱団

ルーマニア生まれの作曲家、クルターグ・ジェルジの作品集。クルターグはECMレーベルが良い録音を幾つもリリースしてきたが、この3枚組もまた記念碑的な名盤では。


4.Charles Koechlin: Orchestral Works(7CD)
ハインツ・ホリガー、シュトゥットガルト放送交響楽団、ユリアーネ・バンゼ

シャルル・ケクラン生誕150周年の記念BOX。ホリガーの音色に対する感覚は独特に鋭いけれど、それが音の魔術師ケクランの作品で最大限に発揮されている。


5.ドヴォジャーク:スターバト・マーテル(2CD)
ラドミル・エリシュカ、大阪フィルハーモニー交響楽団

マエストロの芸術の根幹には敬虔な信仰がある。マエストロの厳しい職業意識は信仰に基づいていて、だからこそ不遇な時期も生き延びてきたのだと思う。それによる宗教的慰藉のようなものは交響曲や管弦楽曲にも時折滲むが、最もストレートに表れるのはこのスターバト・マーテルだろう。ドヴォジャークにとってもマエストロにとっても特別な作品だ。この曲を札響に次いでマエストロと縁が深い大フィルが共感をもって全身全霊で演奏した特別な記録。まるで大きなものが降りてくるような終曲に感涙必至。一人でも多くの方に聴いて欲しいエリシュカの真骨頂。


6.ブラームス:交響曲第1番、シューベルト:交響曲第5番、メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟(2CD)
ラドミル・エリシュカ、札幌交響楽団

地元ファンとして、しみじみ札響は立派なオケになったと思う。数ある歴史的名盤と比べても遜色なく、札響の名手の個性が十二分に発揮されているのが嬉しい。同時期にリリースされたチャイコフスキーの交響曲第5番も甲乙つけがたい。


7.プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ全集(3CD)
ステファーヌ・ギンズビュール

知的に醒めていながらも尖がった演奏。プロコフィエフのピアノ・ソナタ全集は意外に種類がないのでは。


8.Monique Haas - Milesstones of a Legend(10CD)
モニク・アース

アースは、これまでドビュッシーをよく聴いていたが、モーツァルト、ハイドン、ラベル、バルトーク、ストラヴィンスキー等、様々な録音が楽しめた。どれも品格ある演奏。ミュンシュ、イッセルシュテット、フリッチャイ、ロスバウト、ヒンデミット(!)、ロスタルとの貴重な歴史的録音が含まれている。夫である作曲家マルセル・ミハロヴィチの作品は初めて知った。なによりお気に入りはハイドン。


9.Beethoven: Piano Sonatas(2CD)
アンドル・フォルデス

ハンガリーの名ピアニスト、アンドル・フォルデスが残したベートーヴェン録音の初CD化。引き締まった響きの精巧な演奏。


10.The Maryla Jonas Story - Her Complete Piano Recordings(4CD)
マリラ・ジョナス

ポーランドのもう一人の「戦場のピアニスト」、マリラ・ジョナス。9歳でデビューし、パデレフスキに師事した天才少女としてキャリアを始めるも、ナチスのポーランド侵攻によって強制収容所に収監される。数週間後、自分の演奏を聴いたことがあるドイツ人高官の手助けを得て脱走、徒歩で数か月かけてベルリンのブラジル大使館まで325マイルを逃亡し、リスボン経由でリオデジャネイロへ亡命した。その後、傷心のジョナスは演奏活動を中断したがルービンシュタインに励まされて復帰したという。そんな歴史的逸話を抜きにしても味わい演奏で、慈しむような共感が溢れるマズルカが胸に沁みる。


11.テレマン: 無伴奏フルートのための12のファンタジア(全)
フランソワ・ラザレヴィチ

フルート・トラベルソの柔らかな響きが心地よく、惚れ惚れするほどに巧い。やはりテレマンはいいなぁ。


12.Crazy Crazy (feat.Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)/原宿いやほい
中田ヤスタカ 、 きゃりーぱみゅぱみゅ

「原宿いやほい」は全然売れなかったので注目されなかったが、KPPを代表する名曲だと思う。ヤスタカはKPPのキャラ・声質を活かすのが本当に巧い。今回は特に歌詞が天才的。こんな含蓄のある、それでいてほとんどナンセンスに脱力した詞はヤスタカ以外絶対書けない。色々あった昨年を支えた応援歌。

CD2017

2016年のディスク10+1選

新年おめでとうございます。
今年も本サイトをよろしくお願いいたします。

さて、以下は毎年恒例で綴っている昨年に聴いたディスク(CD or DVD)の私的十選です。今年はCDのみ。順不同、昨年発売のものに限らず旧録音も含んでいます。

近頃、無駄にモノを溜め込むことは、それだけで疲れるものだとつくづく感じます。生来の蒐集癖から気になるモノを無暗に集めてしまうのですが、蒐集欲と消化力のバランスを崩している感があります。

以前は吟味して1枚1枚選んでいたCDも今は箱買いが当たり前。手軽に一気に揃うのは有難いがコレクションは膨らむばかり。10枚組の箱が1枚分の価格で入手できても、聴くための時間がそれだけ工面できるはずもない。

そして、とにかく箱モノは置く場所に困る。新たに購入したCDは居間のバッファスペースに収容後、書斎のCD棚に保管しますが、そこに一度しまうと大棚から探すのが億劫になってしまう。そこでよく聴くものもバッファスペースに仮置きするが、その容量を超えるとあちこちにCDが散乱し家人の文句も多くなる。それなりに分類管理したりするのだが、こうも雑多だとどうもうまくいかない。

そんな訳でなるべく無用なCDは早めに処分し、一度しか聴かないような半端なものを避け、絞った購入を心掛けているのですが、何が半端かというのは聴いてみるまで意外に分からなかったりもする。世評が高い名盤がすぐにお蔵入りになることもあれば、ワゴンセールで買ったマイナーな録音をいつまでも聴いていたりもする。趣味嗜好も若い頃とは随分変わってきていますね。

そんな中であれこれ漁った末に長く聴けそうなCDがこれらの十選です。


1.イヴォンヌ・ルフェビュール大全集(24CD)

昨年はピアノ関連の箱モノに収穫が多かったが、なによりこれ。フレンチピアニズムの粋を堪能しました。ドビュッシーやラベルなどフランスモノは無論、ベートーヴェンも素晴らしい。


2.ユージン・イストミン/協奏曲、ソロ録音全集(12CD)
3.バイロン・ジャニス/コンプリート・RCAアルバム・コレクション(11CD+DVD)


知る人ぞ知る米国の名ピアニストの録音がまとめて入手できたのは有難い。ヒストリカル好きとしてはフランス、ドイツ、ロシア等の欧州の演奏家に惹かれがちだけれど、米国往年の演奏家も素敵だ。華やかで洒落ていて、ラフマニノフは特に愛されたレパートリーのよう。思慮深いイストミン、強靭な意思が漲るジャニス、個性は全く違うが、それぞれに時代の香気が漂う。


4.アントニオ・ペドロッティ・イン・プラハ~チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との録音集(3CD)

以前、実家に「展覧会の絵」のLPがあった。誰の演奏か分からなかったが、このペドロッティ&チェコフィルの録音でした。指揮者のポートレートを見て思い出し、妙に懐かしかった。往年のチェコフィルの音色によるラテン作品が意外に嵌まる。


5.ヤナーチェク:グラゴル・ミサ、アヴェ・マリア、他 ガードナー&ベルゲン・フィル、ベルゲン・フィル合唱団、ベルゲン大聖堂合唱団、他

ノルウェイー勢の透徹したアンサンブルによるグラゴルミサ。見事な演奏です。


6.エリーザベト・シュヴァルツコップ SP期のEMI録音全集(5CD)

オリジナルマスターテープによるせいかスクラッチノイズがなく、驚くほど良好な音質です。シュヴァルツコップファン感涙。


7.『リコーダーの芸術』 デイヴィッド・マンロウ、ロンドン古楽コンソート(2CD)

マンロウの名盤がオリジナーレから復活。特にこのCDは書き下ろしのライナーノートの充実ぶりが凄い。


8.バッハ:ミサ曲ロ短調(新校訂版) ラーデマン&フライブルグ・バロック管、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ(2CD)

バッハ研究は日進月歩で、耳慣れない演奏家による成果が続々誕生している。NHKFM「古楽の楽しみ」で礒山先生が随時紹介して下さっているので有難い。


9.ブクステフーデ:オルガン作品全集 ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(6CD)

ブクステフーデのオルガン曲は、こんなにも色彩豊かなのか。まさに壮麗。バッハの地味なプロトタイプみたいに思っていたのだが。


10.チャイコフスキー:交響曲第4番、ドヴォルザーク:弦楽セレナード ラドミル・エリシュカ&札幌交響楽団

「悲愴」もそうだったが、エリシュカのチャイコフスキーは、男のパッションを感じさせる硬派な音楽になっている。札響の奮闘に拍手!


プラス1:清水靖晃:NHK 土曜ドラマ「夏目漱石の妻」オリジナル・サウンドトラック

傑作ドラマのサントラ。清水靖晃によるバッハの編曲モノも愛聴している。どれも独特にほのぼのした温かみがあって気に入っています。

無題

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

2015年のディスク10+1選

新年おめでとうございます。
今年も本サイトをよろしくお願いいたします。

さて、以下は毎年恒例で綴っている昨年に聴いたCD・DVDの私的十選です。順不同。昨年発売のものに限らず旧録音も含んでいます。

昨年のキーワードは、
「FMラジオとツイッター」
「古楽三昧とルイ14世没後300年」
「札響新時代」
「新たな才能」
といったところでしょうか。

昨年は、毎朝、NHKFM「古楽の楽しみ」を聴くのが習慣になり、ツイッターしながらラジオに親しむことが増え、古楽三昧の年でした。そのおかげで例年になく未知の作品や演奏家との出会いが多かったように思えます。ワーナーの古楽廉価盤シリーズ「オリジナーレ」にも随分お世話になりました。

アニヴァーサリー関連では何と言ってもルイ14世没後300年で、関根敏子先生が案内された特集もありフランスバロックに浸り、この時代の音楽を周辺まで俯瞰出来たのは収穫でした。また、今更ながらレオンハルトの偉大さを想い、ジョン・タヴァナーの神秘的なポリフォニーに夢中になりました。

そして、ライプツィヒの巨匠マックス・ポンマーが首席指揮者に就任した札幌交響楽団の定期演奏会が毎回大変に充実した内容で、エリシュカ円熟のブラームス・チクルスは素晴らしいものでしたし、指揮者としてのハインツ・ホリガーに驚嘆しました(札響では未完成とオケコンを指揮)。

新たな才能としては、チェンバロの鬼才ジャン・ロンドーのデビュー盤をヘビロテし、ロシアのピアニスト、オルガ・シェプスの落ち着いたピアニズムにも魅せられました。

番外はやはり、きゃりーぱみゅぱみゅ。原点回帰を謳った一昨年末のアリーナライヴは彼女の総決算で、副音声の対談がクリエイティブでとても面白かった。そして、これまでの「歪んだ少女性」から脱皮した全国ホールツアー「Crazy Party Night 2015」がまた見事で2度行きました。

1.ハプスブルク帝国の近世音楽史~歴代皇帝の音楽, 諸民族の音楽~
グナール・レツボール(vn)指揮、アルス・アンティクヮ・アウストリア(10CD)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PTAU04C/

2.モンテヴェルディ:マドリガーレ集~マントヴァ 
ポール・アグニュー指揮、レザール・フロリサン
http://www.hmv.co.jp/product/detail/6095685

3.バッハ:モテット集
ペーター・コーイ指揮、声楽アンサンブル「セッテ・ヴォーチ」
http://www.amazon.co.jp/dp/B002USOVWI/

4.夜のコンセール・ロワイヤル~ルイ14世による『夜の王のバレ』再構築版
セバスティアン・ドセ指揮、アンサンブル・コレスポンダンス(2CD)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/6622162

5.タヴァナー:『いばらの冠のミサ』 
ピーター・フィリップス&タリス・スコラーズ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/6608904

6.Tribute to Gustav Leonhardt: the Last Recordings (5CD)
http://www.amazon.co.jp/dp/B007NM8DB6/

7.イマジン~J.S.バッハ:チェンバロ作品集
 ジャン・ロンドー(チェンバロ)
http://tower.jp/article/feature_item/2014/11/17/1101

8.シューベルト作品集
オルガ・シェプス(ピアノ)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00888EOB2/

9.ブラームス : 交響曲 第2番、モーツァルト : 交響曲 第38番 「プラハ」、ウェーバー :「魔弾の射手」
 ラドミル・エリシュカ指揮、札幌交響楽団
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ZBQ6FV6/

10.シューマン : 交響曲 第1番、第4番 (1841年原典版)  
 ハインツ・ホリガー 指揮、ケルンWDR交響楽団
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ELVVC6U/

【番外】
KPP 2014 JAPAN ARENA TOUR きゃりーぱみゅぱみゅのからふるぱにっくTOY BOX (DVD)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00VHC8RK0/

2016CDBEST
プロフィール

Pilsner

Author:Pilsner
発話旋律 "Speech Melody"
日本ヤナーチェク友の会公式サイト管理人Pilsnerのブログ
チェコ音楽を中心にした音楽雑記帳です。
The blog by the chief manager of Janáček Association Japan
http://twitter.com/#!/janacekjapan

カレンダー
01 | 2024/02 | 03
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 - -
最新記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

Visitors
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク